夏に輝く!暑さに強い宿根草10選

夏の暑さに負けず、元気に咲き誇る宿根草たち。
今回は、特に暑さに強く、ガーデンを華やかに彩ってくれる宿根草10種をご紹介します。
ルドベキア・タカオ、エキナセア、アメジストセージ、ネペタなど、育てやすさも魅力。

初心者さんにもおすすめの花ばかりです。
夏を楽しむ庭づくりの参考に、ぜひチェックしてくださいね。

 

夏に強い宿根草とは?その魅力をチェック

宿根草の基本:毎年咲いてくれる頼れる存在

宿根草とは、一度植えると毎年同じ場所で花を咲かせる植物。
冬は地上部が枯れても、地下に生き残って春になると再び芽吹きます。
手間いらずで季節を感じられるため、ガーデニングにぴったり。

夏のガーデンにぴったりな理由

夏に強い宿根草は、直射日光や乾燥に耐え、長い間咲き続けてくれるのが魅力。
さらに害虫に強い品種も多く、初心者でも育てやすいのが特徴です。

 

夏におすすめの宿根草10選

ルドベキア・タカオ

ルドベキアの写真
  • 特徴:黒い花芯に黄色い花びらが特徴的なキク科の花。小ぶりな花がたくさん咲き、風に揺れる姿が美しい。

  • 魅力:一株でボリュームが出やすく、花期が長い(6〜10月)。

  • 育て方のコツ:日当たりと水はけのよい場所を好む。高温多湿にも強く、初心者にも安心。

エキナセア

エキナセアの写真
  • 特徴:大きな花と盛り上がった花芯が特徴。ピンク、白、オレンジなどカラーバリエーションも豊富。

  • 魅力:耐暑性・耐寒性ともに優れ、花が終わった後もドライな美しさを残す。

  • 育て方のコツ:乾燥気味を好むので、水のやりすぎに注意。こぼれ種でも増える。

ガウラ(白蝶草)

ガウラの写真
  • 特徴:細長い茎に蝶のような小花を咲かせる。風にそよぐ姿が軽やかでナチュラルガーデンにぴったり。

  • 魅力:長期間咲き続け(5〜11月)、管理がとても楽。

  • 育て方のコツ:乾燥に強く、痩せ地でもOK。花がら摘みや切り戻しで姿が整う。

 

三尺バーベナ

三尺バーベナの写真
  • 特徴:細長い茎の先に紫の小花を房状に咲かせる。背丈は1mを超えるが、風通しがよく他の植物の邪魔をしない。

  • 魅力:軽やかな印象で、どんな花とも相性◎。蝶や蜂を呼び寄せる。

  • 育て方のコツ:日当たりと風通しを確保。こぼれ種で毎年咲くことも。

 

アナベル

アナベルの写真
  • 特徴:初夏から真夏にかけて大きな白い球状の花を咲かせるアジサイの一種。

  • 魅力:咲き始めは淡い緑、満開は純白、終わりにはライムグリーンと変化が楽しめる。

  • 育て方のコツ:日向〜半日陰。毎年冬〜早春に強剪定することで翌年も咲く。

 

ネペタ(キャットミント)

ネペタの写真
  • 特徴:青紫の花とシルバーがかった葉が爽やか。キャットミントとも呼ばれる。

  • 魅力:株張りが良く、群生させるとボリューム感たっぷり。長期間開花する。

  • 育て方のコツ:乾燥に強く、暑さも平気。花が終わったら切り戻すと再び開花。

 

アメジストセージ(メキシカンブッシュセージ)

アメジストセージの写真
  • 特徴:ビロードのような紫の花穂が晩夏から秋にかけて咲く。草丈は1〜1.5mほど。

  • 魅力:秋の花壇を華やかに彩り、切り花やドライフラワーにもおすすめ。

  • 育て方のコツ:暖地向き。霜が降りる前に根元で刈り込むと翌年また元気に育つ。

 

モナルダ(ベルガモット)

モナルダの写真
  • 特徴:別名ベルガモット。赤やピンク、紫の独特な形の花が咲き、ミントのような香りがある。

  • 魅力:ハーブとしても利用でき、香りの良さが魅力。花壇のアクセントにも。

  • 育て方のコツ:蒸れに弱いので風通し良く。株分けで増やせる。

 

ジニア(百日草)※宿根化するケースあり

ジニアの写真
  • 特徴:花色豊富で、八重咲きやポンポン咲きなど多彩な品種がある。

  • 魅力:夏の強い日差しにも負けず咲き続ける。花もちもよく切り花にも◎。

  • 育て方のコツ:本来は一年草だが、暖地では多年草化することも。定期的に花がら摘みを。



センニチコウ

センニチコウの写真
  • 特徴:丸くポンポンとした花が特徴。色褪せしにくく、ドライフラワーにも向く。

  • 魅力:ピンクや白、紫などカラフルで可愛らしく、暑さにめっぽう強い。

  • 育て方のコツ:日なたが大好き。水はけのよい土を選び、花がらはこまめに摘む。

 

育て方のポイントと注意点

子どもと花を植える写真

水やりは控えめに

夏に強い宿根草は乾燥に強いものが多いですが、植え付け直後や極端な猛暑時はしっかり水やりを。根付いたら乾燥気味に育てる方が丈夫に育ちます。

 

切り戻しで花期を延ばす

切り戻しで花期を延ばす

咲き終わった花をこまめに摘む「デッドヘッド」や、背が伸びすぎた場合の「切り戻し」を行うことで、より長く花を楽しめます。

 

日当たりと風通しの確保

多くの宿根草は日当たりを好みます。
蒸れを避けるためにも、風通しの良い場所に植えるのがポイントです。

🌸 夏におすすめ!花壇の組み合わせプラン3選

🌼 組み合わせのコツ(ちょこっとアドバイス)

  • 色を3色以内に絞るとまとまりやすい。
     例:白+紫+ピンクなど

  • 高さのグラデーションを意識する。
     → 背の高い植物は花壇の後方か中央に配置。

  • 風に揺れる草姿を混ぜて、動きを出す。
     → ガウラや三尺バーベナなどが最適!
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